2015年11月17日火曜日

航空会社各社、パリのテロ事件で航空券の払戻対応実施、行先変更も

 フランスのパリで現地時間11月13日の夜に発生した連続テロ事件により、航空会社各社は航空券の払い戻しや無料での行先変更などの対応に追われている。各会社ともに通常通りの運航をおこなっているが、パリへの直行便を中心に航空券のキャンセルが発生するなど、影響も徐々に出てきているようだ。
 日本航空(JL)によれば、成田、羽田/パリ線については、通常で約85%の搭乗率が、16日午後時点で65%まで低下。全日空(NH)も、羽田/パリ線の搭乗率は14日が7割、15日が6割、16日が4割にまで下がっており、日に日に事件の影響が現れている。一方、他の欧州線については、両社ともに現在のところは「特に影響はない」とした。JLでは11月30日出発までの航空券について、無料での払い戻しを実施。行先変更などについては通常の条件通りに対応する。一方、NHはキャンセルや行先変更などについては「状況に合わせて柔軟に対応している」といい、基本的には無料で払い戻しを実施。出発日などは特に限定していないという。
 欧州の外国航空会社の日本路線については、エールフランス航空(AF)は具体的な数字こそ明かさなかったものの「ツアーのキャンセルなどの影響がでている」と説明。空港のセキュリティが強化されているため、利用者には3時間以上前に空港に到着するよう推奨しているという。
 AFは最新情報をウェブサイト上で案内していく予定で、現地時間15日22時50分の時点では、AFが運航するパリを含むフランスの全国内空港発、または全国内空港発着の航空券について、16日出発分までは11月22日まで、17日から22日まで出発分については12月15日まで、無料で旅行の延期を可能にする特別対応をとっている。同一の予約クラス内での延期が条件となる。
 フィンエアー(AY)は、一部の団体や個人の旅行でキャンセルが発生したが「大打撃という感じではない」と説明。ただし今後は、教育旅行などへの影響を懸念しているという。AYでは11月14、15日出発分について、出発日や行き先の変更を無料で実施。16日以降は通常通りの対応に戻した。ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)はパリ線について、通常通りの航空券の要件に応じた対応をとっているとした。
 ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)、オーストリア航空(OS)、スイス・インターナショナル・エアラインズ(LX)は、「利用者からのキャンセルは多少は出ているが、全体として大きな影響はない」と回答。3社では18日までのパリ発着便を対象に、便の変更やキャンセルを無料で実施している。

ミャンマー・ヤンゴン郊外、「ティラワ工業団地」開業

 日本とミャンマー政府が手を取り合って開発を進めるヤンゴン市より約23kmに位置する「ティラワ工業団地」が、2015年9月23日に正式に開業いたしました。
 インフラの整備が進み、既に稼動を始めた工場もあり、以前に比べてより工業団地らしい光景を見ることができるようになっています。
 経済視察の際にはぜひ、その全貌を現し始めたティラワ工業団地へご訪問ください。

マリオットがスターウッド買収へ

 マリオット・インターナショナルとスターウッドホテル&リゾートは11月16日、マリオットがスターウッドを買収することで合意したと発表した。実現すれば、30ブランドで5500軒超を世界100ヶ国以上で展開し、1日あたり約110万室を提供する世界最大のホテルグループが誕生する。
 発表文によると、買収の規模は122億米ドル(約1兆5000億円)。株主の同意や当局の承認を得ることが前提で、2016年中頃の完了を予定する。
 買収の効果として、包括的なポートフォリオを形成でき、顧客にこれまで以上に幅広い選択を提供可能になるという。また、買収後2年後には運営や管理費の効率化により少なくとも2億米ドル(約246億円)の費用削減を見込むほか、スターウッドが自社で所有する施設について、長期運営契約を前提として今後2年で15億米ドル(約1844億円)から20億米ドル(約2459億円)規模の売却を進める見込みだ。
 さらに、世界規模での成長や人材の有効活用などに繋がるとも強調。予約や管理や調達、営業効率の向上などによって1軒あたりの利益を増やすことで競争力もませるとしている。このほか、さらに、会員数5400万人を抱えるマリオット・リワーズと2100万人のスターウッド・プリファード・ゲストもさらに強化していく方針だ。

▽2社のブランド一覧

・マリオット・インターナショナル

ザ・リッツ・カールトン/ブルガリ・ホテル&リゾート/エディション・ホテル/JWマリオット/オートグラフ・コレクション・ホテル/ルネッサンス・ホテル/マリオット・ホテル/デルタ・ホテル&リゾート/マリオット・エグゼクティブ・アパートメント/マリオット・バケーション・クラブ/ゲイロード・ホテル/ACホテル・バイ・マリオット/コートヤード・バイ・マリオット/レジデンス・イン・バイ・マリオット/スプリングヒル・スイート・バイ・マリオット/フェアフィールド・イン&スイート・バイ・マリオット/タウンプレース・スイート・バイ・マリオット/プロテア・ホテル/モクシー・ホテル

・スターウッドホテル&リゾート

フォーポイントバイシェラトン/シェラトン/アロフト/Wホテル/ラグジュアリーコレクション/エレメント/ウェスティン・ホテル&リゾート/セントレジス・ホテル&リゾート/トリビュートポートフォリオ/デザインホテル

2015年11月14日土曜日

オーストリア・ザルツブルク、「モーツァルト週間」1月22日~31日開催

 1956年以来、毎年モーツァルトの誕生日である1月27日を挟んで「モーツァルト週間」が、生誕地ザルツブルクで開催されています。
 この音楽祭は国際モーツァルテウム財団が主催するもので、世界的に有名なモーツァルトの名演奏家やウィーンフィルやモーツァルテウム管弦楽団などのオーケストラが、祝祭劇場、モーツァルテウム大ホール、モーツァルトの住居などの会場でモーツァルトを中心に、他の作曲家の作品にもスポットライトを当て素晴らしい演奏を行っています。
 モーツァルト愛好家やクラシック音楽ファンにとって、モーツァルト週間は国際的な音楽祭の一つとして欠かせないイベントです。モーツァルトは常に新しい経験を求めていました。その精神を引き継いているがモーツァルト週間です。
 2016年の日程は2016年1月22日~1月31日。
 オーケストラ、室内楽、ソリストコンサートの他、大合唱団とオーケストラの作品が上演されます。
 ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデルが1718年に作曲した傑作「エイシスとガラテア」。1788年にモーツァルトが現代的に仕上げ、1828年にはメンデルスゾーン-バルトルディが新しいオーケストラ構成で仕上げました。3人の世界へと発展していったこの作品を2016年のモーツァルト週間では取り上げます。
 また、その他モーツァルトのレクイエム、メンデルスゾーンの壮大なオラトリオ「エリアス」などが演奏されます。
 2016年はモーツァルトとメンデルスゾーンが音楽祭の中心となります。

アメリカ・サンディエゴ・、ホテル・デル・コロナドに「スケート・リンク」オープン(11、26~)

 サンディエゴ湾を挟みダウンタウンの対岸に位置するコロナド島にあるリゾートホテル「ホテル・デル・コロナド」では、今年もサンクスギビングから新年明けまで、毎年恒例の野外スケートリンク「Skating by the Sea」をオープンする予定です。
 今年で11年目を迎えるこのイベントは、毎年多くの観光客やスケーター達で賑わいます。
 また、同時に1,000を越えるイルミネーション・ライトでビクトリアン調のホテル全体が飾られます。
 クリスマスソングと共にオーシャンフロントでのスケートをお楽みいただけるのも、この時期ならではこそ。
 サンディエゴにお越しの方は、極上のホリデーシーズンをご堪能ください。

豪州、9月の日本人渡航者数は18%増の2.9万人、QF就航で

 オーストラリア政府観光局(TA)によると、今年9月のオーストラリアへの日本人渡航者数は前年比18%増の約2万9000人となった。TAによれば、今年8月にカンタス航空(QF)が羽田/シドニー線、成田/ブリスベン線を開設したことなどが要因。ちなみに1月から9月までの累計は、0.3%減の23万8000人と微減している。
 TA日本局長のアンドリュー・ライリー氏は「オーストラリアは旅行先としての需要の増加に対して航空座席供給量も増えており、需要と供給の良いバランスが取れてきている」とコメント。今年12月11日には全日空(NH)の羽田/シドニー線も運航を開始することから、「2015年の最終四半期は堅調な成長が期待できる。積極的なプロモーション活動を展開し、日本におけるオーストラリアへのサードウェーブ(第3のブーム)につなげたい」と意欲を示している。
 なお、TAは現在、オーストラリアの上質な旅を訴求する「私のイチオシ キャンペーン」を展開しているところ。その一環として、食とワインをアピールするキャンペーン「美食大陸 オーストラリア」や、ワーキングホリデー、ハネムーンのプロモーションをおこなっている。

政府、訪日旅行推進で新たな閣僚会議、年度末に長期ビジョン

 政府は11月9日、訪日旅行推進のための新たな会議体として、内閣総理大臣の安倍晋三氏を議長とする閣僚級会議「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」の初回会合を首相官邸で開催した。同会議については、内閣官房長官の菅義偉氏が10月23日の記者会見で開設の意向を表明。今後は年度末までに計3回の会合を開催し、訪日外国人旅行者のさらなる増加や地方への誘客などをはかるための体制整備に向けた新たなビジョンを策定する。
 安倍内閣では現在、安倍氏が主催し全閣僚で短期的な方針を決定するための「観光立国推進閣僚会議」を数度に渡り開催しているところ。同会議については今後も継続するが、新たな会議では年間の訪日外国人旅行者数2000万人の達成後を見据えた、中長期的な施策について検討する考え。

Vエアー、台北/中部・関空・福岡線を開設-国交省の認可取得

 台湾のトランスアジア航空(GE)傘下のLCCであるVエアー(ZV)は11月12日付けで、国土交通省から外国人国際航空運送事業の経営許可を取得した。対象は日本/台湾間。既に発表していた通り、12月15日から週4便で中部/台北線を開始し、2016年3月27日からは週7便に増便。以前より路線の開設を計画していた関空、福岡/台北線についても、1月23日から関空線、25日から福岡線をそれぞれ週7便で運航すると発表した。使用機材は座席数194席のエアバスA321型機。
 ZVは11月13日から中部線、18日から関空線と福岡線の航空券の販売を開始する。運賃は中部線が片道9910円から、関空線は片道1万2150円から、福岡線は片道1万730円からとした。空港施設使用料は別途徴収する。
 また、通常運賃の航空券の発売に合わせて、11月13日から2回にわたり就航記念セールを実施。第1回は11月13日から15日までで、中部線の航空券を片道1350円から販売する。対象搭乗期間は12月15日から16年3月26日までとした。第2回は11月19日から25日まで、関空線と福岡線を片道3600円から販売。対象搭乗期間は各路線の就航日から3月26日までで、セールは規定の枚数が完売次第終了する。
 ZVは13年11月に設立し、資本金は2億台湾ドル、従業員数は280人。2機の機材を保有しており、16年1月初旬までにさらに2機導入する予定だ。

春秋航空、中部/寧波線開設、12月から週3便

 春秋航空(9C)は12月21日、中部/寧波線を開設する。9Cによると、寧波にLCCの国際線が乗り入れるのはこれが初めて。使用機材は座席数180席のエアバスA320型機で、月曜日、水曜日、土曜日の週3便で運航する。これにより、9Cの中部/中国間での路線数は9路線、日本/中国間は19路線となる。なお、機材繰りの影響で、同日から中部/上海(浦東)線を現行の週7便から週4便に減便する。
 9C日本支社によると、今回の就航は寧波からのインバウンド需要が増加していることを受けたもの。これまで、寧波から中部を訪問する際は上海を経由する必要があったが、路線開設により利便性が大きく向上する。現在、9Cが運航する日本/中国線の利用者は中国発が9割、日本発が1割で、同路線でも同様の割合を見込む。運航スケジュールは下記の通り。
▽9C、中部/寧波線運航スケジュール(12月21日~)
9C8536便 NGO 07時15分発/NGB 09時25分着(月・水・土)
9C8535便 NGB 10時30分発/NGO 14時00分着(月・水・土)

双方向交流に向け海外旅行振興へ、若者と地方を国際化-EXPOより

 9月末におこなわれたツーリズムEXPOジャパン2015では、「ALL JAPANで双方向交流を! ~異文化理解が人を育て、地域を活性化させる~」をテーマに海外旅行シンポジウムが開催された。増加する訪日旅行需要に注目が集まるなかで、2014年の日本人出国者数は3.3%減の1690万3000人と海外旅行需要は低迷。これに対して、観光庁長官の田村明比古氏は9月16日の専門誌会見で「(海外旅行と訪日旅行の)双方向のバランスがとれた行き来が重要」と話すなど、双方向交流に向けた海外旅行需要の喚起が課題となっている。シンポジウムでは課題の解決に向け、海外旅行の必要性や改善点などについて議論された。

エールフランス、映画「星の王子さまと私」でキャンペーン

 エールフランス航空(AF)はこのほど、11月21日に劇場公開予定の同社が公式スポンサーを務める映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」の日本公開記念キャンペーンの第2弾を開始した。映画はサン=テグジュペリの小説「星の王子様」のその後を描いたもの。キャンペーンの第2弾では応募者のなかから抽選で1組2名に、サン=テグジュペリの出身地であるリヨンへのプレミアムエコノミークラス往復航空券を贈呈する。航空券は日本発パリ経由で、パリでの滞在も可能とした。
 実施期間は11月30日までで、応募の条件は日本在住者であること。申し込みは特設サイトから受け付ける。