2020/02/18

ANA旅客数は記録更新、JALは微減-日系2社の19年国際線比較

 全日空(NH)と日本航空(JL)がこのほど発表した2019年の国際線運航実績によると、2社の旅客数の合計は前年比0.1%減の1920万9332人となり、2000年以来18年ぶりに最高記録を更新した前年をわずかに下回った。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は3.8%増、旅客輸送量を表す有償座席キロ(RPK)は2.8%増で、利用率は0.7ポイント減の78.5%だった。
 このうちNHの旅客数は0.4%増の1018万4465人で、初の1000万人超となった前年に続き最高記録を更新。ASKは4.9%増、RPKは4.4%増で、利用率は0.4ポイント減の76.7%だった。一方、JLの旅客数は0.7%減の902万4867人で、ASKは2.3%増、RPKは1.0%増、利用率は1.0ポイント減の80.7%だった。前年に続き、旅客数はNHが、利用率はJLが上回った。